16/09/19

家電製品の寿命

先週の日曜日のこと。YouTubeでくだらない動画を見ながらバカみたいにヘラヘラと笑っていたら、「プチッ」という音とともにパソコンの電源がいきなり落ちた。その瞬間は何が起きたのかよくわからず、突然パソコンが故障したのかと思った。しかし、廊下の非常灯が点いているのを見て、どうやら停電になったらしいということを理解した。

とりあえずブレーカーを確認してみたが、ブレーカーは落ちていない。そもそも40アンペアあるから、よほどぜいたくに電力を消費しない限り、ブレーカーが落ちることはない。そのとき使っていたのは、パソコンと洗濯機と冷蔵庫くらいのもので、テレビも点けていなかったし、朝から雨が降って涼しかったのでエアコンも点けていなかった。これで40アンペアのブレーカーが落ちるわけがない。

もしかしたら、何らかの理由でマンションの電力系統に障害が発生したのかと思い、管理人室まで行って尋ねてみたところ、どこからも停電になったという話は聞いていないと言われた。ということは、ウチだけ停電になっているということだ。ブレーカーはちゃんと上がっているのに停電になるなんて、わけがわからない。もしかして、ウチだけをピンポイントで狙ったテロかもしれない。

困ったときにはグーグル先生に訊くのが一番だと思ってパソコンに向かったのだが、停電だからパソコンが使えないということに気付いた。ならば、手っ取り早く東京電力に訊こうと思ったのだが、停電だから電話も使えない。なんて不便なんだろう。いったん停電になってしまうと、その原因を追究する手段すら奪われてしまうのだ。

このマンションに入居したときに、いろんな設備の説明書をまとめて渡されていたので、そこからブレーカーの説明書を取り出して読んでみたところ、メインのブレーカーの横に漏電ブレーカーというものがあることを知った。実際に確認してみると、漏電ブレーカーが落ちている。なるほど、これが原因だったのかと思いつつ漏電ブレーカーをオンにしてみたところ、すぐに落ちてしまう。

そこで、個別のブレーカーをすべてオフにしてから漏電ブレーカーをオンにした状態で各ブレーカーを1つずつオンにしていったところ、リビングのエアコンのブレカーを上げたときに漏電ブレーカーが落ちるということがわかった。犯人はこのエアコンだったわけだ。しかし、停電になったときにはエアコンは点けていなかったはずなのに、どうして落ちてしまったのだろうか。

ためしに、エアコンの電源を抜いてブレカーをオンにしてみたところ、やっぱり漏電ブレーカーが落ちてしまう。よくわからないのでグーグル先生で調べてみたのだけれど、やっぱりよくわからない。とりあえずわかったのは、エアコンで漏電が発生する場合は、エアコンの寿命がきていることを示しているケースが多いので、買い替えが必要になるかもしれないということだった。

このエアコンは20畳タイプのもので、正確な数字は覚えていないけれど、けっこうな値段だったはずだ。それを買い替えるということになれば、かなりの出費を覚悟しなければならない。それなりの性能のものを買わないと後悔することになるだろうから、30万円くらいは必要になるのだろうか。そんなことを考えていたら、なんだか憂鬱になってきた。

エアコンだけでなく、このところ頻繁に家電製品にガタがきていて、修理が続いているのだ。マンションの入居に合わせてほとんどの家電製品を新しく購入したので、その寿命がいまになって一斉にきているというわけだ。入居したのが2005年だったから、家電製品が元気に稼働できるのは約10年ということになる。それほど酷使しているつもりはないのに、家電製品の寿命は意外と短い。

最初にガタがきたのは洗濯機だったが、これは毎日使っているから寿命が短いのもわからないでもない。その後は、風呂の給湯システム、食洗器、ガスコンロ、炊飯器、冷蔵庫の製氷機が次々に故障した。次々にとは言っても、実際には2〜3年のスパンで故障が発生したという感じだけれど、こちらの感覚としてはまさに「次々に故障しやがって」という感じだ。

幸いなことに、ほとんど修理で対応できていて、新品に買い替えずに済んでいるけれど、今度故障したら買い替えた方がいいと業者から言われているものもいくつかある。買い替えた方がいいなんて気軽に言うけれど、数万円のものならともかく、数十万円という単位になるとさすがに考える。もちろん、そのくらいの蓄えはあるけれど、買い替えずに済むならそれに越したことはない。

いまのところ、無傷で元気に働いてくれているのは、オーブントースターくらいのものだ。きっと作りがシンプルだから、故障することも少ないのだろう。いまの家電製品はすごく便利になっているけれど、そのせいで作りが複雑になってしまって故障も多いのだと思う。便利さをとるか耐久性をとるかということになると、なかなか悩ましいものがある。

エアコンのその後についてだが、業者さんに見てもらったところ、室外機が原因だった。電源を入れていない状態でも漏電ブレーカーが落ちるケースというのは、それほど珍しいことではないらしい。とりあえず部品を交換してもらって復旧した。買い替えでなくて助かった。もっと助かったのは、エアコンが故障したちょうどその日から、気温がぐっと下がったことだ。もし真夏にエアコンが故障していたらと思うとゾッとする。



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