13/12/01

伸びるウエストと縮む首回り


今場所のキセノンこと稀勢の里はよく頑張ったと思う。中日までに2敗したときには、やっぱり今場所もいつものキセノンかと落胆したのだが、優勝のプレッシャーから解放されて楽になったのか、そこからがすごかった。特に、14日目に豪快な上手投げで白鵬を下した取り組みは、思わずテレビの前で立ち上がって「よっしゃああ!」と大きな声を上げるほど興奮した。

これで、来年の初場所が2度目の綱取り場所になることを北の湖理事長が明言した。しかし、大関昇進のときもそうだったけれど、どうして場所中にそういう大事なことを言うのかがよくわからない。おそらくは、場所中に発言することにより、後付けの理由ではなく、ちゃんとした理由があるんだということを世間にアピールしたいのだろうが、個人的には逆効果だと思う。

なにしろ、稀勢の里に無用なプレッシャーがかかってしまう。その証拠に、大関昇進がかかった場所では、千秋楽に琴奨菊にあっさりと負けてしまったし、最初の綱取り場所でも、この一番に勝てば来場所も綱取り継続になるという千秋楽の一番で、やっぱり琴奨菊に負けている。キセノンはノミの心臓なのだから、のびのびと相撲を取らせてやれよと思ってしまう。

さて、そんな前フリとは一切関係なく、今回はジーンズのウエストとシャツの首回りに関する問題について書いてみたい。以前からなんとなく感じていたことなのだが、ジーンズというのは、穿いているうちにウエストが伸びてくるものらしい。ジーンズを買うときには、ちゃんと試着してから買うわけだから、ジャストフィットのものを買ったはずなのに、いつの間にかウエストがゆるゆるになっているのだ。

いまのジーンズは、買ってから3年くらい経っているが、ウエストが3センチから5センチくらいは伸びている。なにしろ、両手が余裕で入ってしまうくらいにガバガバになっているのだ。特に安物というわけではなく、それなりの値段がするエドウィンのジーンズなのに、よくここまで伸びるものだと感心するくらいの伸びっぷりだ。自分も、これくらい人間として伸びてみたい。

エドウィンのほかに、リーバイスのジーンズも穿いたことがあるが、やっぱり気付いたときにはウエストがゆるゆるになっていた。そのときは、自分が痩せたのかなと思って納得したのだが、今回のエドウィンについては、ここ3年間はほとんど体重の変化はないから、ジーンズの方が伸びているのは間違いない。スラックスや綿のパンツについてはそういうことはないから、ウエストが伸びるのはジーンズ特有の現象のようだ。

それとは逆に、シャツの首回りは、気が付くといつの間にか縮んでいる。自分の場合、首回りが41センチのシャツがベストフィットなのだが、いつの間にか首回りがきつくなっていることに気が付く。シャツに袖をとおし、第一ボタンを閉めようとしたときに、あれ、いやにきついなと感じるのだ。正確に計ったわけではないが、感覚的には1センチくらいは縮んでいると思う。

こうした場合、まず考えるのが、自分が太ったのではないかということだ。しかし、脂肪のつきやすいお腹周りならともかく、首回りがそんなに太くなるというのは考えにくい。そもそも、ジーンズのウエストがゆるくなってシャツの首回りがきつくなった原因が自分の身体にあるとすれば、ウエスト部分は痩せて、首回りが太ったということになる。そんな器用な体形変化ができる人間なんて、いるわけがない。

ということは、ジーンズのウエストは伸びるもので、シャツの首回りは縮むものだという結論になる。「ジーンズ ウエスト 伸びる」、「シャツ 首回り 縮む」でググってみると、やっぱり自分と同じように感じている人は大勢いて、実際にジーンズのウエストは伸びるものだし、シャツの首回りは縮むものだということがわかった。

そうなると、ジーンズを買う場合は1サイズ下のものを買い、シャツの場合は1サイズ上のものを買うのが、長い目で見た際の賢い選択ということになりそうだ。しかし、実際にはなかなか難しいかもしれない。自分のジーンズのサイズは、ウエストが29インチ(73センチ)だから、その下のサイズは28インチということになるが、メンズでこのサイズのジーンズはあまりないのだ。

もちろん、ないことはないのだが、デザインが限られてしまうことが多い。自分の好きなデザインのものがないと、結局は29インチの中から選ぶことになる。それに、自分はシャツをズボンに入れる人間だから、ウエスト周りに多少の余裕がないと、シャツが入らなくなるという問題もある。そんなこんなで、いまよりも1サイズ下のジーンズを穿くというのは、実際にはなかなか難しい。

シャツの場合は、いまよりも首回りが1サイズ上のものを買えばいいということになるが、首回りというのは意外に重要なポイントで、1センチ大きくなるだけで、かなりゆるく感じてしまう。なんだか首回りがスースーする感じで、ただでさえ首回りが寒く感じるこの不景気なご時世に、あえてそうしたシャツを着ようという気にはなれない。

結局は、ジーンズにしろシャツにしろ、現在の体型に合ったベストフィットのものを買って、ウエストが伸びてきたり首回りが縮んできたなと感じたら、それが買い替えのサインだと考えるのがいいのかもしれない。先のことを考えて、あえてサイズの合わないものを買うというのは、一見賢そうな選択に思えるが、実際にはそんなこともないような気がする。



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