13/07/28

そばとの対比でうどんについて考えてみる


参議院選挙は、予想通り自民党の圧勝という結果になった。これで、ようやくねじれ状態が解消されたわけで、個人的にはよかったと思っている。少なくとも次の選挙まではこの安定した状態が続くわけだから、国内だけでなく対外的な事案についても進展していくのではないかと期待している。政権が安定していれば、よその国だって腰を据えて付き合ってみようと思ってくれるはずだ。

それにしても、山本太郎が当選したのには驚いた。この人は、あの大地震のときから狂ったように脱原発を唱え始め、いろいろな活動に参加して、今回の選挙でついに国会議員になってしまったわけだが、自分としてはものすごく危ないものを感じてしまう。とにかく、この人の発言にはウソの情報が多いのだ。それを自信満々で発信しているからタチが悪い。

もちろん、意図的にウソを言っているのではないだろうが、脱原発の追い風になる情報であればなんでも頭から信じ込んでしまって、何の検証も裏付けもなく、そうしたウソの情報を垂れ流しているのだ。面倒だからここには書かないけれど、ちょっとググってみれば、この人の発言がいかにデタラメだらけであるかがよくわかる。こういうバカに投票した人間が何十万人もいるなんて、なんだか怖くなってしまう。

さて、前回の覚書ではそばについて書いたので、今回はうどんについて書いてみたい。そばとうどんを比較した場合、自分は圧倒的にそばを食べることの方が多い。比率にすると、8対2くらいだろうか。たまにお店で鍋焼きうどんなどを食べることはあるけれど、うどんを外食するという習慣は、基本的にはない。

そばの場合、立ち食いにしろ普通のそば屋にしろ、気軽に立ち寄ってささっと食べることができるから、せっかちな自分にとって便利な食べ物だ。しかし、これがうどんになると、お昼の外食メニューとしては敬遠したくなる。なぜなのかと考えてみたところ、あの麺の太さに原因があるのだという結論に達した。あの麺の太さは、ランチ向きではないのだ。

自分は、子供の頃から麺類が好きで、特にそばが好きだった。ただ、そばといっても暖かいそばではなくて、いわゆるもりそばが好きだった。そもそも、実家で暖かいそばを食べた記憶がほとんどない。家で作るそばといえば、それは無条件にもりそばを意味していた。おそらく、暖かいそばを作るのは手間がかかるという母親の事情があったのだろう。

暖かいそばの場合、各自の分をそれぞれ別に作らなければいけないが、冷たいそばであれば、全員分のそばをまとめてゆでてザルにあげておけばいいだけのことだから、手間だけを考えた場合、暖かいそばを作るよりも圧倒的に楽だ。同じ理由で、冷麦もよく食べていた。そばの方が好きだったけれど、冷麦も嫌いではないから、普通に食べていた。

しかし、これがうどんになると、話が違ってくる。もちろん、世の中にはざるうどんというメニューも存在するけれど、あの太い麺は、冷たいツユには合わないと思う。もりそばにしても冷麦にしても、勢いよくすすりこむことろに美味しさがあると思うが、うどんの場合、勢いよくすすりこむというのが難しい。麺が太い分、どうしても噛む時間が長くなってしまう。

つまり、うどんというのは、そばのように勢いよく食べるものではなくて、ゆっくりと味わいながら食べるものだということだ。だから、そばというのは時間のないランチ向きの食べ物で、食べるのに時間がかかるうどんは、どちらかというと夕食に向いていると思う。少なくとも自分の場合はそうで、夜にそばを食べることはめったにないし、うどんを食べるのであれば夜に食べたいと思ってしまう。

実際、冬になると、夕食に土鍋でうどんを作って食べることがよくある。鶏肉、ちくわ、きのこ、ほうれん草、、油揚げ、ネギなどを入れて作る具沢山のうどんは美味しい。この「具沢山」というのも、うどんにとっての重要なキーワードキーワードだ。うどんという食べ物は、麺自体が主役になることはあまりなくて、具に頼る場合が多い。

そばの場合、上に乗せるものといえば天ぷらくらいのもので、具沢山という状態にはならない。しかし、うどんの場合は、なぜか具をたくさん入れたくなってしまう。もちろん、うどんの本場である四国あたりに行けば、シンプルな食べ方をするうどんメニューはいっぱいあるけれど、一般的には、シンプルな食べ方をするのはそばで、具沢山な状態で食べるのがうどんという図式が成り立つと思う。

以上のような理由で、せっかちな自分としては、お昼に食べるのは圧倒的にそばの方が多くなってしまうわけだ。うどんも嫌いではないけれど、お昼のメニューとしては、積極的に食べたいとは思わない。昼に食べるならそば、夜に食べるならうどん、というのが自分にとってのデフォルトで、うどんを食べるなら具沢山の暖かいもの、ということになる。すべては、その麺の太さに理由があるということだ。



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