13/05/05

味噌汁について熱く語ってみる

これまでは、週末になるたびに決まって天候が崩れていたが、大型連休に入ったとたん、嘘のように絶好の行楽日和が続いている。なにしろ、連休前半の3日間はきれいに晴れて、連休谷間の三日間は雨混じりの天候で、連休後半に入ったとたんにまたきれいに晴れたのだから、お天道様グッドジョブです! とほめてあげたい気分だ。

抜けるような青い空と、新緑の柔らかな緑と、色とりどりに咲き誇ったツツジとで、まさに一年で一番素敵な、光あふれる季節になった。こういう素晴らしい景色の中をロードバイクで走っていると、このまま死んでもいいと思ってしまう。むしろ、このまま死ねたら幸せだろうなあ、なんてことさえ思ってしまう。そういうわけで、前回の覚書はつい更新をサボってしまいました。どうもごめんなさい。

きれいな青空に誘われてずっと外出していたというのは事実だけれど、いつものようにネタ枯れだったというのも、更新をサボった理由だったりする。連休中だからみんな外出していて、きっとだれも読まないよね、みたいな言い訳をしながら。しかし、さすがに2週続けて更新をサボるというのも気が引けるので、今回は頑張って書いてみたい。

何かいいネタはないかと考えたところ、いつか味噌汁について書こうと思って、まったく関係ない前フリだけで終わった回があったことを思い出した。せっかくなので、今回は書きっ放しだったこの覚書の後始末をつけておこう。こういう中途半端な覚書をいくつか残しておくと、今回のようなネタ枯れのときに役立つから、これはいい作戦かもしれない。

さて、味噌汁について語る前に、自分の食の嗜好について書いておこう。自分は、パンよりも圧倒的に米の方が好きだ。実家がコメ農家だからということもあるけれど、基本的にパンが嫌いなのだ。小学校の給食で食べたコッペパンがまずかったからというのが、パンを嫌いになった一番の理由だ。

子供の頃は食が細くて、食べるのも遅かったから、給食を食べ終えるのはいつもビリだった。給食は残してはいけませんというルールがあり、全員が食べ終えるまでお互いを監視し合うという恐怖のシステムが存在していたため、同級生の女子に囲まれながら給食と格闘していたような記憶がある。ときには泣きながら食べていたような記憶さえある。

それというのも、すべてあのパサパサとしたコッペパンのせいだ。ただでさえまずいパンなのに、マーガリンなんていうよくわからないものをつけて食べさせられるものだから、なかなか喉を通らない。牛乳を飲んで、なんとかパンを喉に流し込むのだが、頼みの牛乳を飲みきってしまうともうお手上げだ。そこから先はどんなに頑張っても喉を通ってくれない。

居残り給食をなんとか避けるため、半分くらい残ったコッペパンをだれにも気づかれないように机の奥に隠してしまうことがよくあった。夏休みや春休みなどの長期の休みに入る前に机の中を整理すると、カビが生えてカチカチに硬くなったコッペパンが何本も出てきて、自分でも驚くことがよくあった。そんな感じで、自分のパン嫌いのルーツは小学校の給食にあるわけだ。

だから、朝食にパンを食べるというのは、自分としては考えられない。あんなにパサパサしたものを朝から食べるなんて、何かの罰ゲームとしか思えない。以前に、会社の上司と飲んだときに、そのまま上司の自宅に泊めてもらったことがあったが、翌朝の朝食はパンだった。たしか、トーストとコーヒーとグレープフルーツだったと思う。

一宿一飯の恩義を受けておきながらこんなことを言うのもアレだけど、あのときの朝食はイマイチだった。というか、飲んだ次の日の朝食は、やっぱり熱々の味噌汁が欲しくなる。パサパサしたパンをモソモソと食べながら、ときおり苦いコーヒーをすすり、最後にすっぱいグレープフルーツを食べておしまいというのでは、あまりにも味気ない。

だからといって、まったくパンが食べられないということではない。イタリアンやフレンチのお店に行けば、出されたパンはちゃんと食べる。この場合のパンは、最後に残った料理のソースをきれいにぬぐって食べるときに非常に便利だ。実際に美味しいとも感じる。しかし、この場合のパンはあくまでも脇役であって、パンを主食とした食事には抵抗がある。

唯一許せるのが、サンドイッチだ。昼食を軽く済ませたいときなど、コンビニでサンドイッチを買って食べることがときどきあるが、普通においしく食べられる。サンドイッチには、フランスパンのようなパサパサ感がないから、自分のようなパン嫌いの人間でも普通に食べられるということだ。サンドイッチと牛乳であれば、朝食のメニューとしてギリギリ許してあげてもいいかもしれない。

今回は味噌汁について熱く語るつもりだったのだが、気付いてみたらパン嫌いについて熱く語ってしまった。ここから味噌汁について熱く語り出すと、さらにダラダラと長くなりそうなので、今回はこのあたりにしておきます。次回は必ず味噌汁について書くので、今回はこんな感じで勘弁してください。というか、味噌汁ネタだけでこんなに引っ張ってもいいものだろうか。



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