12/12/23

2012年を振り返ってみる

いつも書いているようで嫌なのだけれど、やっぱり今年も早かった。というか、今年は特に早かったような気がする。淡々と同じリズムを刻むだけの毎日で、特に何事が起きるわけでもなく、あっという間に一年が経ってしまった。朝起きると、そのまま流れ作業のように一日が過ぎていき、その繰り返しで一年が過ぎていくような感じだ。こうして改めて書いてみると、なんだかがっかりする。

そんな感じで、自分としては特に何もなかった一年だったが、世の中ではそれなりにいろいろとあったようだ。ということで、今年最初の覚書で2012年を予想してみたが、実際にその予想が当たっていたのかどうかという答え合わせをしてみたい。キリのいいところで10個のテーマについて予想したのだが、はたしていくつ的中しただろうか。

政治その1: 消費税増税法案は年内には成立しない
最初の予想から見事に外れてしまった。この法案には野田さんだけが躍起になっていて、民主党内でも根強い反対意見があったから、党内の意見集約にすら難航するだろうと思っていたが、衆議院の解散という切り札を出して、自民党と公明党の協力を取り付けてしまった。野田さんは何事にも慎重な人だと思っていたから、この強引さは意外だった。

政治その2: 解散総選挙は年内には行われない
選挙をすれば民主党が負けるというのは以前からわかっていたことだから、来年の任期切れまで選挙はしないと思っていたが、消費税増税法案とのセットで解散総選挙が行われた。これで、政治に関する予想は2つとも見事に外れたわけだが、それもこれも、野田さんのキャラクターを読み違ってしまったことに原因がある。しかし、民主党のこれまでの総理の中では一番評価できる人だと思う。

経済その1: 日経平均株価は1万円の大台を回復する
日経平均株価は今年の4月に1万円の大台を超えたので、この予想は当たったことになる。ただし、その後はまたすぐに1万円を割り込んでしまい、そのまま8千円台にまで落ちてしまったが、政権交代をきっかけに、最近また株価が上昇傾向になってきた。来年はせめて常に1万円を超える株価で推移してもらいたいが、どうなるだろうか。

経済その2: 対ドルの円相場は80円を超えない
対ドルの円相場は、今年の2月あたりにサクッと80円を超えてしまい、いまでは85円を超えそうな勢いだ。株価が上がれば円相場も上がりそうな気がするのだが、このあたりの仕組みはよくわからない。経済の専門家にしても、円相場や株価の推移を正確に予想できる人なんてほとんどいないから、やっぱり経済というのは水物なのだろう。

海外その1: アメリカ大統領選挙はオバマ氏が再選される
選挙前はかなりの接戦が予想されていたが、蓋を開けてみればオバマ氏の圧勝に終わった。ただ、結果的には圧勝だったかもしれないが、実際の得票数としては、ロムニー氏とそれほど大差がついたわけではない。このあたりは、小選挙区で圧勝しながら、全体的な得票数はそれほど多くないという今回の自民党とよく似ている。理想的な選挙制度とはどういうものなのかを考えると、いろいろと難しい。

海外その2: 北朝鮮は核実験を行わない
この予想は当たったけれど、これは当たって当然なので、少しばかりズルい予想だったかもしれない。しかし、核実験こそしなかったけれど、今年はミサイル発射に成功したから、調子に乗って来年あたりに核実験を強行する可能性がないともいえない。本当に北朝鮮だけは、行動が予測できないから怖い。

スポーツその1: 稀勢の里は1回以上優勝する
この予想はきっと外れるだろうと思いながら予想したのだが、やっぱり外れてしまった。平幕だったら、今年の旭天鵬のようにマグレで優勝する可能性もあるが、上位陣と総当たりする大関という地位で優勝するには、現在のキセノンの実力ではまだまだ足りないということか。ただ、大関になってから、間違いなく力は付いてきていると思う。後は、なにかのきっかけで大化けするのを願うだけだ。

スポーツその2: イチローは今年も200本安打には到達しない
まあ、これも当たって当然の予想だったかもしれない。それにしても、シーズンの途中でヤンキースに電撃移籍したのには驚いた。これまでずっとマリナーズでやってきたから、イチロー本人もマリナーズに愛着があるのだろうと思っていたが、やっぱり野球選手である以上は、弱いチームでやるよりも、強いチームでプレイしたかったのだろう。来年からの2年契約も決まったことだし、さらなる活躍を期待したい。

スポーツその3: ロンドンオリンピックで日本人選手が獲得する金メダルの数は7個プラスマイナス1個
この予想については、見事に当たったと言ってもいいと思う。たしかに、メダルの内訳については、事前の予想(女子柔道で3つ、男子柔道で2つ、女子レスリングで1つ、男子体操で1つ)とは大きく違っているけれど、金メダルの数についてはピタリと当てたわけだから、なかなかすごいんじゃないだろうか。来年の注目は、何と言っても、オリンピックの開催地として東京が選ばれるかどうかだ。

その他: ノーベル賞で1人以上の日本人が受賞する
この予想についても、当たって当然だったかもしれない。山中教授の場合、たとえ今年受賞しなくても、何年かのうちには間違いなく受賞するだろうと言われていたわけだから。それはともかく、今後はiPS細胞の実用化に向けて、世界的に競争が激しくなってくるらしい。せっかく日本人が受賞したのだから、実用化についても日本がリードしていってほしい。

ということで、的中率は6割という結果になった。とりあえず5割を超えたのでよかったけれど、当たって当然という予想もいくつかあったから、「ノストラダムス以来の驚異の的中率を誇る天才預言者現る!」というキャッチフレーズで売り出してみるという作戦は、もう少し様子を見てからにしようと思う。

そんな感じで、今年の更新はこれで最後です。今年もお付き合いただき、ありがとうございました。とりあえず、来年も更新を続けるつもりなので、よろしくお願いします。それでは、よいお年をお迎えください。



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