10/09/05

電車の座席に関する考察

平日は毎朝5:45分に起きている。自分では朝は強いほうだと思っているが、やっぱり少しだけ眠い。いまはまだ夜明けが早いから、窓から差し込む朝陽の勢いを借りて起きているが、これから冬に向かってどんどん日が短くなってくると、朝起きるのもどんどん辛くなってくるだろう。

なぜ早起きをしているかというと、電車で座っていきたいからだ。自宅から会社までは総武線の各駅停車一本で行けるのだが、最寄の駅から乗ると、夏休みなどの期間以外はまず座れない。しかし、千葉駅まで2駅だけ戻って乗り直せば、余裕で座席を確保できる。

そんなわけで、毎朝ターミナル駅まで戻って座席を確保するために早起きをしているというわけだ。こんな面倒なことをしなければ、あと30分くらいはベッドの中で寝ていられるのだけれど、早起きをしたほうがなんだか心に余裕ができるような気がするので、早起きを続けている。

ということで、電車の座席に関する考察に入っていきたい。どの座席にでも自由に座れる状況だったら、あなたはどこに座るだろうか。おそらく多くの人が端の席を選ぶと思う。ラッシュ時の様子を実際に観察してみても、ほとんどの人たちが先を争うようにして端の席を確保している。

しかし、自分の場合は迷わず中央の席を確保する。端の席に座ると、あの仕切り板が気になるからだ。仕切り板そのものではなく、仕切り板に背中を預ける人が気になる。いくら板で仕切られているとはいっても、自分の頭の上に他人の肩がくるというのは気分的によくない。なんだか頭を押さえつけられているようで不快だ。

それに、ラッシュ時になると、端の座席周辺の交通量が増えるのも嫌いだ。ドアに向かって降りていく人たちにしろ、電車に乗り込んでくる人たちしろ、必ず端の座席あたりに人の流れが集中する。端の席に座っていると、こういう人たちの抱えるバッグや傘などが足に当たって大変なことになる。足を踏まれることだってよくある。

座席の位置の次に気をつけるのが、隣に座る人のことだ。まず避けるのが、太った人の隣の席だ。当たり前だが、太った人の隣に座ると窮屈でしかたがない。どんなに小さくなって座っても、隣の人の腕に触れてしまう。その腕が汗でしっとりと湿ったりしていたら最悪だ。

それから、新聞を読んでいる人の隣も避けたい。バサバサと新聞をめくる音もうるさいし、そのたびに腕が当たるのも気になる。同じ理由で、ラップトップのパソコンをいじっている人の隣も避けたい。パチパチとキーを叩く音が妙に神経に刺さるし、せわしなく動かしている腕がときどき当たるのも不快だ。

あまり数は多くないが、座席に腰を下ろしていきなりパンやらおにぎりを食べ始める人もいて、こういう人の隣も絶対に座りたくない。こういう人はいったい何を考えているのだろうかと思うが、こんなに非常識なことが平気でできるということは、きっと何も考えていないということなのだろう。

臭いオヤジが隣に座ると最悪だ。思わず吐き気がするくらい臭いのキツイ人がたまにいるけれど、あれは口臭なんだろうか。あまりにもキツイので席を移動しようと思うのだが、いきなり席を移動するのもなんだか失礼な気がして、そのままじっと我慢することが多い。

自が同じことをされたら気になってしまうので、ついつい我慢してしまうのだ。たとえば、何気なく座席に腰を下ろした次の瞬間に、自分の隣に座っていた若い女子がいきなり席を立って別の座席に移動することがたまにあるが、こういうときは少なからず気になってしまう。

もしかしたら、自分もものすごい加齢臭を発散しているのかもしれないと思うと、なんだか居心地が悪くなる。席を移動した女子に、「オレってそんなに臭い? 隣に座っているのが耐えられないほど臭い? クサヤと比べてどっちが臭い?」と小一時間問い詰めたい衝動に駆られることもよくある。

それはともかく、隣に女子が座ってくれるとほっとする。別におかしな意味ではなく、女子なら臭くないし、バサバサと新聞を広げる人も少ないし、こちらが窮屈な思いをするほど太った人もいないしで、オヤジ連中と比べて圧倒的に安全だ。中にはいきなりメイクを始める非常識な女子もいるが、それはレアケースだ。

以上をまとめると、座席の位置は中央で、おとなしく座ってくれる女子が両隣にいるという状態が理想的だ。しかし、朝のラッシュ時には先頭車両が女性専用車になるという事情があるため、一般車両における女子の人口密度はそれほど高くないのが困る。そんなこんなで、毎日オヤジ連中に挟まれながら楽しく通勤している。



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