独習の教材・NHK番組 




お断り:ここで紹介しているプログラムは、当サイト開設時の2000年9月末時点でのものです。現在ではプログラム内容が大きく異なっていますのでご了承ください。

 NHKテレビ番組  お勧め度 

月曜日から金曜日のウイークデイに5つの番組が放送されています(うち1つは過去の番組の再放送です)。

それぞれの番組は難易度や学習テーマも異なりますので、自分に合った番組が選択出来ます。内容としてはよく出来ていると思うのですが、なにしろ週1回20分間の放送なので、やはり量的には少ないと言えます。とは言え、決して損する内容ではありません。まずは勉強を始めるきっかけとして取り組んでみるのがいいでしょう。


 基礎英語T・U・V  お勧め度 

NHKラジオの英会話番組は全ての番組が日曜日以外の全ての日に放送されています。テキストも1冊1ヶ月分300円台ですから、単純に考えてもテレビ番組の約5倍のコストパフォーマンスが望めます(ただし、「基礎英語シリーズ」「英会話入門」は15分番組です)。

このシリーズでは、中学1年生レベルから高校1年生レベルまでの学習者を対象としていますので、このレベルの基礎力はついているという人は特に聴く必要はありません。自分はたまに聴くことがあるのですが、最もやさしい「基礎英語T」でさえ、「ほお、なるほど」とか、「え、知らなかったなあ」なんて表現に出くわすことがたまにあります。うーん、恐るべし「基礎英語」(自分が知らなさすぎるだけですね)。


 英会話入門  お勧め度 

「基礎英語シリーズ」のひとつ上のレベルに位置する番組です。自分はこの番組が1番好きです。

短い会話のやり取りを題材として、重要表現などを学んでいきます。自分がこの番組が好きな理由は、内容の有益性は勿論、なによりも聞いていて楽しいということです。ラジオ番組は映像がない分、どうしても退屈に感じてしまい勝ちですが、この番組はテンポのいい作りで退屈しません。それと、いつから聴き始めてもいいというのも長所です。他の番組だと決まった登場人物がいて1週間ずつのストーリーが設定されているのが普通ですから、いきなり水曜日の番組だけ聴くというわけにはいきません。

土曜日に放送される「英会話文法」も勉強になりますし、他にも英語ドラマなども放送されますので、学習者が飽きないような配慮が細かく成されていると思います。


 英会話  お勧め度 

「英会話入門」のひとつ上のレベルに位置する番組です。

1週間ずつのストーリーが設定されていて、月曜日から木曜日までの4回で1週分のストーリーを消化し、金曜日はその週の復習という構成になっています。一回の放送につき2つの "KEY EXPRESSION" が学べますが、これは本当に使える表現だと思います。もし日々英会話を実践出来るという環境にあれば、ここで学んだ表現をどんどん試してみるといいでしょう。相手から一目置かれること請け合いです。

第一・第二土曜日には世界各地の民話を、第三・第四土曜日にはラジオ・ジャパンで放送されたインタビュー番組をそれぞれ題材とした番組が放送されます。リスニング向上を目指した番組ですが、テキストには放送で読まれる英文は掲載されていないので、それほど聴き取りにこだわらず、内容を楽しむという姿勢で気楽に聴きましょう。


 やさしいビジネス英語  お勧め度 

「英会話」のひとつ上のレベルに位置する番組です。と言うより、国内最高峰に位置する英語講座番組です。

1週間ずつのストーリーが設定されていて、月曜日から木曜日までの4回で1週分のストーリーを消化し、金曜日はその週の復習プラスアルファという構成になっています。

一度でも聴いたことがある人なら分かると思いますが、とにかくレベルが高いのが最大の特徴です。これから英語の勉強を始めるという人はいきなりこの番組に挑戦しない方が無難だと思います。と言うよりはまずついて行けないでしょう。おおまかな目安としては、英検準1級以上、あるいはTOEIC730点以上の実力がついてから挑戦するべき番組だと思います。それだけに、気合を入れて挑戦すれば飛躍的な実力の伸びが期待出来ます。ただ、勝手な感想を言わせてもらえば、番組の雰囲気が暗いのがいただけません。扱うトピックも例えば「過労死」とか「企業の倒産」と言った気の滅入るようなものがあったりで、聴いていて楽しくありません。意識的に「楽しさ」という要素を排除しているような感じさえします。

土曜日には「時事英語サロン」が放送されます。今年から講師が変わり、番組の内容も一新されましたが、自分はどうもこの講師の英語の喋り方が嫌いで、1回聴いただけで今は全く聴いていないので、どういった内容なのかコメント出来ません。

いずれの番組を選択するにしろ、テキストに目を通す前にまずは一回通して放送を聴いてみることが大事です。もし時間的に余裕があればディクテーションするのもお勧めです。そうやってある程度内容を把握してから改めて番組を聴くと、結構楽に放送の内容が頭に入って来ます。あとは自分の工夫次第で、気にいった表現を何回も口に出して覚える、聴き取れなかった文章を聴き取れるまで聴いてみる、など色々試してみて下さい。いずれ自分に合った学習方法が見つかると思います。

とは言っても、我々社会人には無尽蔵に時間があるわけではありません。あまりストイックになり過ぎることなく、流すところは適当に流して行くという姿勢も大事だと思います。やらないよりはやった方がマシ、勉強のペースメーカーになればそれでよし、くらいの姿勢で臨めば気付いた時にはかなりの力がついているはずです。



TOP