J. K. ROWLING 




 ハリー・ポッターシリーズでお馴染みのイギリスの女性作家。
 1965年にイギリスで生まれた作者は、大学卒業後に英語教師としてポルトガルに在住する。このときに結婚して一女をもうけるが、やがて離婚しイギリスに戻る。シングルマザーとして生活保護を受けながら書いたデビュー作の「ハリー・ポッターと賢者の石」が、たちまちのうちに大ヒットとなる。その後の活躍はここで説明するまでもなく、現在はおそらく世界で一番金持ちであろうと思われる作家。
 著者の作品は子供向けなため文章のレベルとしてはやさしいが、色々な造語が出てくるので、その部分がちょっとストレスを感じるかもしれない。異常とも言える大流行の過熱ぶりほどには面白くないが、とりあえず話のネタに読んでおくのも悪くはないと思う。




HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN  02/05/25更新

 読み易さ 
 面白さ   

3年生への進級を目前に控えた夏休みを意地悪な叔父夫婦の家で過ごすハリーのもとに、ヴォルデモルトの右腕的存在であるシリウス・ブラックがアズカンの刑務所から脱獄したという報せが入る。シリウスの目的は自分の命を奪うことにあると知ったハリーは、シリウスの影に怯えながらも、学校に戻る。シリウスが自分の父親の親友であったことを知ったハリーは、父親を裏切ったシリウスに対して激しい怒りを抱くが、シリウス脱走の裏には誰も知らない意外な秘密が隠されていた。

 シリーズ第3作。この作品も前2作と同じく、ごく普通に面白い。ストーリーの構成自体はよくできていると思う。ただ残念ながら、ファンタジー小説に必要不可欠な「ワクワク感」がほとんどない。読んでいて思わず眠りに誘い込まれてしまう「ウトウト感」ならあるのだけれど。しかし、期待せずに読めばそれなりに楽しめる作品ではあると思う。このあたりは個人的な好みの問題だろう。少なくとも自分の好みに合わないことだけは間違いない。



HARRY POTTER AND THE CHAMBER OF SECRETS  01/09/07更新

 読み易さ 
 面白さ   

2年生への進級を目前に控えた夏休みを意地悪な叔父夫婦の家で過ごすハリーのもとに、ドビーと名乗る妖精が現れ、「学校に戻ってはいけない」と警告する。ドビーの警告を無視して学校に戻ったハリーだが、学校の生徒が何者かに襲われ仮死状態に陥る、という事件が続発する。親友ロンの妹ジニーがさらわれたことを知ったハリーは、ロンと共に学校内のどこかに存在するという「秘密の部屋」へと向かう。「秘密の部屋」でハリーを待っていたのは、またしても悪の魔法使いヴォルデモルトだった。

 ストーリーの冒頭は意地悪な叔父夫婦に虐待され、次に学校で仲間達と楽しく過ごし、やがて学校内で事件が発生し、ラストはヴォルデモルトと対決する、というのがどうやらこのシリーズの大まかなストーリー展開らしい。このシリーズは7作で完結するということらしいが、きっとこれ以降の作品も同じようなパターンで展開していくのだろう。こういうシリーズ物はある程度展開が見えている方が安心して読めるので、これはこれで悪くないと思う。
 ストーリーの冒頭とラストにチョイ役で顔を出すドビーがかなりいい味を出していて、不覚にも笑ってしまった。ドビーに免じて、面白さの評価はを一個オマケしておこう。



HARRY POTTER AND THE PHILOSOPHER'S STONE  01/08/30更新

 読み易さ 
 面白さ   

赤ん坊の頃に両親を亡くしたハリーは、意地悪な叔父夫婦に引き取られて育てられる。11才の誕生日を目前に控えたハリーのもとに奇妙な手紙が届く。その手紙には、ハリーが実は魔法使いであることが記されていた。魔法の勉強をするべく魔法使いの学校に入学したハリーは、学校内での秘密に気付き、仲間と一緒にその秘密を探る。そんなハリーたちを待っていたのは、ハリーの両親を殺した恐ろしい力を持つ悪の魔法使いヴォルデモルトだった。

 どこが面白いのかよくわからなかった。まったく面白くないというわけではないが、ここまで大流行するくらいに面白いとは思えない。この一冊だけで評価するのもどうかと思うので、続編も読んでみよう。



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