LEWIS CARROLL 




 「不思議の国のアリス」で有名なイギリスの作家。
 1832年生まれの作者は、ラグビースクールに4年間通ったのち、オックスフォード大学に進学する。数学で首席の成績を修めて大学を卒業してからは、同校の数学講師として勤務する。学部長の娘アリスと仲良くなった作者は、彼女に即興の物語を語り聞かせ、これが1865年に自費出版された「不思議の国のアリス」の原型になったと言われている。
 数学者としても何冊かの著書を発表している作者はどうやらロリコンだったらしく、31歳のときにアリスの両親に結婚を申し込むという暴挙に出ている。このときアリスはなんと11歳。作者に限らず、優れた才能を持つ人間というのはどこかしら変わっているもの。自分が凡人でよかったとつくづく思う今日この頃。



THROUGH THE LOOKING GLASS  04/11/25更新

 読み易さ 
 面白さ   

「不思議の国のアリス」の続編である「鏡の国のアリス」。

 「不思議の国のアリス」があまりにもつまらなかったので、この続編はもっとつまらないだろうと妙な期待を持って読んでみたところ、期待通りにつまらなかった。こういうナンセンスさは、何が面白いのかさっぱり理解できない。「不思議の国」と同じく、とにかくダジャレがくだらなくてわかりにくい。英語のダジャレを日本語に翻訳するのは相当に大変な作業だと思うが、こんなにくだらないダジャレを訳すのはさらに大変だったろう。この作品を訳した翻訳者の苦労が偲ばれる。
 ということで、無駄な徒労感を味わいたいときに限りお薦めの一冊。熱烈なアリスファン以外の人が読むには辛い。



ALICE'S ADVENTURE IN WONDERLAND  04/11/22更新

 読み易さ 
 面白さ   

説明不要の「不思議の国のアリス」。

 たしか子供の頃に一度読んだ記憶があると思いながら改めて読み直してみたところ、「あれ、ブリキのロボットや案山子なんかが出てくるんじゃなかったっけ?」と、すっかり「オズの魔法使い」と勘違いしていることに気づいた。つまりは、子供心にもそれだけ印象の薄い作品だったということだろう。
 今回読み直してもやっぱりつまらなかった。次々に起こる不思議な出来事が少しも面白くないし、よく意味のわからないダジャレもいただけない。このくだらないダジャレを訳した翻訳者はさぞかし大変だっただろうな、と思わせるくらいにくだらない。なぜ子供たちはこういう作品を面白いと感じるのか、自分にはよく理解できない感覚だ。


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